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闘病のまとめ [病気のこと]

ルートがお空に旅立ち、エンジェルさんに生まれ変わってから5ヶ月が過ぎました。
寒い季節は常に側に寄り添ってくれていたのでルートの暖かさを感じられないことを寂しく感じます。ルートがいないことはとても寂しいのですが、思い出すルートは、笑っていたり、元気に走り回っていたり、美味しそうに食べていたりと、とても幸せそうな姿ばかりなので辛い気持ちはあまりありません。元気一杯のルートがいつも横にいることを想像して、声をかけながら、本当に可愛いかったことを改めて感じています。

肛門嚢アポクリン腺がんとリンパ節への転移が見つかってからルートはとても頑張ってくれました。もう少し早く気付いてあげて、リンパ節への転移がない段階で切除できていれば、パラディア服用回数も少なく内蔵へのダメージも少なく、急激な体調悪化もなかったのでは、と思うと申し訳ない気持ちになります。

肛門嚢アポクリン腺がんが見つかってから4年2ヶ月のルートの頑張りをまとめておきます。
・肛門嚢アポクリン腺がんと腹腔内リンパ節への転移判明、手術での切除 2018年5月
・切除部への放射線治療 2018年7月  
・パラディア服用開始、期間 2019年9月~2022年7月
・パラディア服用回数 297回
・経緯
 2018年5月 肛門嚢アポクリン腺がんとリンパ節への転移が見つかり切除手術
 2018年7月 岐阜大学で放射線治療 8回/3週
 2019年9月 CTスキャンで切除部の影が大きくなっていることを確認
        パラディア服用開始、3回/週
        パラディア服用から定期的にお腹を壊すようになる
        お腹を壊したらパラディア服用をやめて回復したら再開の繰り返し
        体調はそれほど悪くないようでしたが辛そうになる時期もあり
          鼻や肉球の黒い部分がピンク色に変化
 2021年3月 クレアチニン、尿素窒素が高い値で腎臓機能が弱っているとの判断
       で、パラディア服用は2回/週に減薬
       皮膚炎、外耳炎、膀胱炎などを繰り返し発症
 2021年9月 1回/週に減薬
       お腹を壊すことが少なくなり体調が安定

パラディア服用が1回/週になってからは、年齢的な衰えはありましたが、食欲があり、体調も安定していたので、このような期間をもう少し長く持てたら良かったと思います。最後の1週間は体調が急激に悪化してしまい、食べ慣れているものしかあげられなかったので、老後介護しながら美味しいものをたくさん食べる計画がまったくできなかったことが悔やまれます。食べることが大好きだったので、美味しいものをたくさん食べてもらい、お腹いっぱいにさせてからお見送りしたかったです。

7月上旬の様子です。7月上旬はまだまだ元気でした。昔の写真を少しづつ見返していますがこの頃のルートが一番かわいくて、輝いています。
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ルート虹の橋のたもとに旅立ちました [病気のこと]

7月27日 22時14分にママ、チロル、パパが見守るなか虹の橋のたもとに旅立ちました。
15歳11ヶ月8日の犬生最後まで良い子で頑張りやさんでした。もう少し一緒に居たかったです。

7月になって後ろ足に力が入らず、支えないとフラフラするようになりましたが、食欲、排泄、睡眠などは普段と変わりませんでしたので年齢や夏の気温の影響かな、くらいで普通に暮らしていました。7月22日にかかりつけ医での定期の血液検査、尿検査の際に異常が見つかり、その後一進一退を繰り返し、7月27日に旅立ちました。
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    7/21までは普通に散歩         7/25はチロル誕生日のお祝い

7月22日
朝食完食、排泄も問題なしでしたが、かかりつけ医の定期の血液検査で以下の異常値となり、静脈点滴等治療のため日帰り入院
CRP:7.0(正常値 0-0.7) 炎症
ALP:1225(正常値 47-254)肝疾患
ALT:553(正常値 17-78) 肝疾患
LIP:724(正常値 10-160) 膵臓指数
夜迎えにいったところ全身に力が入らず呼吸もやや荒い様子
診断は膵炎、胆管肝炎とのこと、特定の原因ではなく年齢的な衰え、パラディア長期服用による肝臓等内蔵への影響などが考えられる、治療は抗生剤や鎮痛剤、ステロイドで症状を抑えるため静脈点滴を実施
暫くは継続した治療が必要とのことでしたが、家の方が落ち着くので通院にて治療
夜食は完食でやや安心、涼しい場所に寝かせるも、時々呼吸が荒くなり苦しそうな様子、一晩中、荒い呼吸をした後普通の呼吸に戻るを繰り返し

7月23日
朝食完食、排尿は普段通り、便はやや固めで量は少なめ
病院が開くのを待って、日帰り入院で抗生剤、鎮痛剤を静脈点滴
夜迎えにいったところ前日と同様に全身に力が入らない様子
荒い呼吸と静かな呼吸を繰り返し
夜食は完食

7月24日
朝食完食、排尿は普段通り、便はやや固めで量は少なめ
病院が開くのを待って診察、薬が投薬量の限度になり、積極的な治療は難しく、できる範囲で抗生剤、鎮痛剤を皮下点滴
入院よりも家に居た方が落ち着くとの判断で、点滴後帰宅
涼しい場所で苦しくない体勢になるように側で看病、荒い呼吸と静かな呼吸を繰り返し
昼にヤギミルク、夜食は完食

7月25日
朝食完食、排尿は普段通り、排便は回数が多く量は通常程度、最初固めであったが最後はやや緩め
病院が開くのを待って診察、レントゲンで心臓、肺の状態を確認、心臓、肺は問題なし
抗生剤、鎮痛剤を皮下点滴、点滴後帰宅
涼しい場所で苦しくない体勢になるように側で看病、荒い呼吸と静かな呼吸を繰り返し
前日にアマゾンで購入した酸素缶が到着、心臓肺は問題なく、酸素量は関係ないようだが、気休めでも、少しでも楽になることを期待
昼にヤギミルク、チロル誕生日でケーキを少し食べる、夜食は完食

7月26日
朝食完食、排尿は普段通り、便はやや固めで量は少なめ
病院が開くのを待って診察、抗生剤、鎮痛剤を皮下点滴、点滴後帰宅
涼しい場所で苦しくない体勢になるように側で看病、荒い呼吸と静かな呼吸を繰り返し
昼にヤギミルク、夜食は完食、好き嫌いはあるものの食べることができていることで少し安心

7月27日
朝食完食、排尿は普段通り、排便なし
病院が開くのを待って診察、血液検査を実施、7/22より若干良い値もあるが危険域は変わらず、赤血球数、ヘモグロビン濃度が低く貧血状態、抗生剤、鎮痛剤を皮下点滴、点滴後帰宅
涼しい場所で苦しくない体勢になるように側で看病、荒い呼吸と静かな呼吸を繰り返し
昼にヤギミルク
日中、起き上がりたかったようで部屋の中で少し散歩
夕方から手をバタバタした後硬直してしまい、関節が曲がらなくなる、足は異常なし、意識も少し朦朧としている様子
荒い呼吸と静かな呼吸の繰り返しは変わらないものの若干荒さが弱くなった様子で、回復を期待
暫くはこのまま安静状態で少しづつ良くなるのではと期待していたところ、急に激しい呼吸の繰り返し、勢いよく吸い込むも苦しい様子で1、2分の間にピンクだった舌や口の中が一気に白くなり、大きく息を吸い込んでそのまま旅立ち

7月30日
近所のペット葬祭場で10時からお別れセレモー、
眠っているだけのようで穏やかな表情、何時起きても不思議でないくらい、最後の最後までとても可愛い
12時半に収骨、骨もきれい、夏の空、暑く、よく晴れて、積雲が漂うなかお空に旅立ち

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ルーちゃんはいつも良い子で、ママ、チロル、パパが周りにいる時を考えて旅立ってくれました。異常がわかった後は曜日の感覚がなくなり毎日があっとゆう間に過ぎていきました。最後まで食欲はあったのでもっといろいろ食べさせてあげたかったです。
ルートはパパにとって一緒に暮らす初めてのワンコで、ワンコと暮らすことがいかに楽しいかを教えてくれました。15年間、いろいろな楽しいこと、幸せに感じることのすべてを運んでくれたルートに感謝です。最後を看取り、飼い主としての責任を果たせて少しホッとしました。ルートが居ないと空き時間が多くて大変です。

今日も暑い一日でしたが、家の中まで良い風が入ってきました。ルートも風に乗って自由に駆け巡っていると思うとちょっとだけ心が軽くなりました。


岐阜大学(定期検査18回目、定期検査は今回で終了です) [病気のこと]

6月13日に岐阜大学で定期検査を行いました。パラディアの服用は293回。ルートは15歳と10ヶ月になりました。
昨年9月にパラディアを週1回に減薬してからお腹の調子が良く、体調は安定しています。ただ、後ろ足に力が入らなくなり、ふらついたり、座ったりフセする際の動作がゆっくりになったり、抵抗力も下がっているようで皮膚炎が治らなかったり、と年齢的な衰えは進んでいます。排便は1回の量は少なく回数は多いですが、辛そうな様子はありません。食べ渋りがでる時もありますが、手で食べさせると食べ始めますので、基本、食欲は落ちず、ご飯は完食できています。まだまだ美味しものを食べる気満々です。
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      ぎふ清流公園でトイレ休憩、岐阜もコーンの季節でした

いつものように7時前に出発し、9時半頃に到着です。10分ほど待って先生に呼ばれ、最近の様子を伝え預けます。12時前には終わるとのお話で2時間ほど待ち時間ができたので、近くで買物や早めの昼食を取り、11時30分には病院に戻ります。
・血液検査結果
 クレアチニンは正常値、尿素窒素も前回よりも良い結果になっている。数値は体調で変わる時もあるので継続して確認していくことが必要、腎機能が急に改善することもないので悪化の程度を抑えることが重要
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・CTスキャン結果
 - 腹腔内リンパ節の影には大きな変化は見られない
 - 肺への転移は確認できない
 - 脾臓に結節が現れ始めたので変化を注視した方が良い
 - 肝臓に結節性過形成の疑いのある病変が2、3箇所確認
 今のところ体調は安定しているのでパラディア週1回を継続で良い
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    待合室でチロル緊張中          岐阜大農産物直売所のクマさんと記念撮影

年齢を考えるとこれからはがんの状態のみを考えるのではなく、全体的なバランスが重要、とのお話もあり今後の定期検査について相談しました。病院への移動や検査麻酔などの負担を考えるとそろそろCTスキャン検査は終わりにして、近所のかかりつけ医での経過観察に切り替えたいとお話したところ「年齢的にもその方が良いでしょう、今後かかりつけ医の検査結果において、何か必要な状況になればできることは行いますので連絡ください」と言っていただき、岐阜大学での定期検査は卒業となりました。3年以上お世話になったお礼を伝え、先生は「ルート君よく頑張りましたね、今回で卒業です、チロルちゃんも付き添いご苦労さまです」とお話くださいました。
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           長い間大変お世話になりました

放射線治療が始まったときはオロオロでしたが、最近は、検査中の待ち時間を過ごす行きつけのお店での買い物や岐阜での昼食で何を食べるか、など楽しみもあり、定期検査卒業は名残惜しくもあります。がんの定期検査での通院を名残惜しいと感じることができるほど頑張ってくれているルートに感謝です。定期検査お疲れ様でした、ルートにはまだまだ頑張ってもらいましょう。頑張った見返りはちゃんと用意しますよ。世の中にはルートが食べたことがない美味しいものがいっぱいありますので、もっともっと食べまくりましょう。

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  手始めに身近な美味しいもの、ソフトクリームは直食いOKとなりました

6月19日は近所のお不動産にお礼のお参りに行きました。これからも、のんびり散歩して、美味しいものを食べて、ちゃんと出して、よく眠る生活を送りましょう。
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岐阜大学(定期検査17回目) [病気のこと]

3月7日に岐阜大学で定期検査を行いました。パラディアの服用は277回です。
昨年9月にパラディアを週1回に減薬してから体調は安定し、お腹を壊すことや食べ渋りがなくなっています。ただ、年齢相当の衰えは進んでいて、後ろ足の筋肉が弱くなり立っていると腿の辺りが震えたり、散歩のときに足の甲を引きずったり、ブルブルしたときに足がもつれてふらついたりすることが多くなっています。若いときは夏場に皮膚炎が出ても寒くなると治ったのですが、今冬は皮膚炎も治りません。ただ、食欲は変わらずでご飯は完食しますし、排便も1回の量は少なく回数は多いですが、辛そうな様子はありません。焼き芋やチーズ、いちご、わんこチュール等のおやつの時は若い頃と同じようにはしゃいでくれて、15歳6ヶ月になったことを思うととても頑張ってくれています。
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 ぎふ清流公園でトイレ休憩、天気が良いので帰りのソフトクリームが楽しみです

いつものように7時前に出発し、9時半頃に到着です。10分ほど待って先生に呼ばれ、最近の様子を伝え預けます。12時前には終わるとのお話で2時間ほど待ち時間ができたので、近くで買物や早めの昼食を取り、11時30分には病院に戻ります。
・血液検査結果
   クレアチニンは正常値だが、尿素窒素は徐々に上がり腎機能の悪化がみられる、パラディアの影響もあるが年齢的な衰えもある
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・CTスキャン結果
 - 腹腔内リンパ節の影が若干大きくなっている、前回3cm→今回3.2cm程度、パラディア週1回だが悪化を抑えていると捉えている
 - 他の臓器への転移は確認できない
癌は若干大きくなっているが内蔵機能に影響を与える大きさではない、体調も安定しているのでパラディア週1回を継続、今後の定期検査については年齢を考えると通院・検査の負担が大きければ止めることも選択肢、とのお話をいただきました。
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ルートの体調を優先しますが、癌の進行を確認することで対応できることもありますし、遠出も刺激になっていそうなので体調が許す限りの検査をお願いしました。
癌の進行は心配ですが、現状は辛そうな感じはないので、このままの状態を維持できることを願います。8月には16歳になります。毎月のマンスリーバースデーでカウントダウンしながら8月は盛大に祝いましょう。
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      ぎふ清流公園で少しだけ散歩して、ご褒美ソフトクリームです
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    ルートは検査お疲れ様でした、チロルは付添ありがとうございます

次回の岐阜大学は6月の予定です。ルートはまだまだ元気です、足先保護の赤い靴下も似合いますね。


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岐阜大学(定期検査16回目) [病気のこと]

12月6日に岐阜大学で定期検査を行いました。パラディアの服用は264回になっています。
ルートは元気ですが、15歳になり年齢相当の衰えが出ています。後ろ足が弱くなり普通に立っているときでも震えたり、足が上がらず足の甲を引きずったり、もつれて尻もちをついたり、と年を取ったと思えることが増えてきました。免疫力も落ちていて皮膚炎や膀胱炎が治らず、抗生薬を飲むことも増えています。食欲は、基本、ありますが、好き嫌いがはっきりしてきて食べたくないと主張することもでてきました。排便は辛そうな様子はありません。いろいろ心配なことが増えていますが、毎日散歩に行って、調子がよいと走り出したりすることもありますし、焼き芋やチーズ、いちご等のおやつ時にはクレクレと催促ができるくらい元気もあり頑張っています。

いつものように7時前に出発し、9時半頃に到着です。この日は朝から小雨で散歩もできず、美濃加茂SAの屋根のある場所でのトイレ休憩のみになりました。10分ほど待って先生に呼ばれ、最近の様子を伝え預けます。腎機能の検査のため尿検査もお願いします。
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           雨で散歩ができずトイレ休憩のみになりました 
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                                  待合室ではルートは余裕、チロルは緊張中  

12時前には終わるとのお話で2時間ほど待ち時間ができたので、近くで買物や早めの昼食を取り、11時30分には病院に戻ります。
・CTスキャン結果
 - 肛門腺付近、腹腔内リンパ節の影が若干大きくなっている、パラディアを9月から1回/週に減薬した影響と思われる
 - 他の臓器への転移は確認できない
・血液検査結果
 - 尿素窒素が高い値で腎臓機能が弱っている
 - 他の値は問題はない
・尿検査結果
 - 尿蛋白 3+
  - 潜血 3+(針での採尿が原因と思われる)
  - 細菌あり
癌は若干大きくなっているが内蔵機能に影響を与える大きさではない、クレアチニンは正常値だが、尿素窒素の値、尿蛋白の状態から腎臓の悪化が見られる、パラディアは腎機能へ影響を与えることがわかっているので長期服用の影響が大きい、癌細胞の成長、腎機能悪化の状況、ルートの寿命を考えると、今は腎機能を悪化させないことが重要、とのお話でパラディアは週1回を継続、尿の細菌については1週間ほど抗生剤を服用しましょう、となりました。
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       帰りには車の中で関牛乳入り濃厚ソフトクリームをいただきます

パラディアを週1回に減薬してからお腹を壊すことがなく、以前より体調は安定しているので嬉しいのですが、癌が進行しているとの結果は心配になります。ただ、まだまだ元気なのでこの状態を継続できるようにしたいと思います。食欲はあるので、マンスリーバースデー、クリスマス、お正月、チロルセカンドバースデーと美味しものをいっぱい食べて楽しく過ごしましょう。
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              お疲れ様でした、ゆっくりお休みください

次回の岐阜大学は3月の予定です。

  チロルには負けませんよ~(11月14日の撮影です)



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