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岐阜大学(定期検査11回目) [病気のこと]

8月11日に岐阜大学で定期検査を行いました。もともとの予定は来月でしたがウンチを出しにくそうにすることが多くなり、近所の動物病院で触診をしてもらったところ2cmくらい奥で腸が狭くなっているとの診断もあり、早めに見てもらうことにしました。
丁度、甲状腺機能低下症のため、かかりつけ医でチラーヂンS錠の処方を受け、定期的な血液検査で適量を調整している最中でしたので、血液検査は8月8日にかかりつけ医で行い、岐阜大学ではCTスキャンの検査のみを行います。
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                        ぎふ清流公園で休憩、9時前でしたが暑いです
いつものように7時前に出発し、9時30分頃に到着です。コロナ感染防止のため多くの方が遠出を控えているようで夏期休暇期間でしたが高速道路はガラガラでした。30分ほど待って診察室に呼ばれ、ウンチの状態や腸の触診結果を伝え、血液検査の結果をお渡しして預けます。12時過ぎに終わるとのお話で2時間ほどの待ち時間がありましたが、この日は天気が良く、気温も35℃以上でしたので、外には出ないでロビーで待つことにします。
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                           最初は緊張していましたが、だんだん慣れてきました

・CTスキャン結果
   - 肛門腺付近、腹腔内リンパ節の付近の状態には変化がなく、再発の傾向は見られない
   - 他の臓器への転移も確認できない
   - 触診したところ、腸の上部に固く、狭くなっている部分があるため、排便しにくい状態になっているが、原因はわからない
     放射線治療の副作用の腸の線維化の可能性もある
   - 麻酔中の触診で、腸を広げたのでしばらくは様子を見る

・血液検査結果(8月8日かかりつけ医での検査)
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   - 特に異常は見られない
   - T4値 6月0.3未満(3錠/日で開始)、7月5.4(2錠/日に減薬)、8月4.2(1錠/日に減薬)

・甲状腺機能低下症
 - がん治療に影響を与えることはないので、基本はかかりつけ医で診察する
 - チラーヂン服用開始前後で体重が大きく変化している(5月7.8Kg→8月7.1Kg)ことについては、全体的に新陳代謝が良くなったことが原因と思われる
  日常の状態をみて判断すればよく、元気そうであれば問題はないと思われる、食事量を増やして様子を見る

6月下旬からウンチをだしにくそうにすることが多くなっていたので心配でしたが、がんの再発はないとの結果で安心しました。ただ、腸の状態などは今後も引き続き見ていく必要がありそうです。それ以外は特に問題はなく、食欲や元気もあるので、この調子で夏を乗り切りたいと思います。もうすぐ14歳の誕生日ですので、ご馳走を食べて頑張りましょう。
次回の岐阜大学は11月ころの予定です。コロナ感染がもう少し収まっていれば、涼しい季節で少しは寄り道したいところですが、状況次第ですね。
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                          5時台にお散歩ですが、暑いです、でもルートは元気です

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岐阜大学(定期検査10回目) [病気のこと]

6月8日に岐阜大学で定期検査を行いました。外科手術と放射線治療から2年経過、パラディア開始からは9ヶ月、服用は102回になりました。ルートは食欲もあり元気です。ただ、1ヶ月半~2ヶ月に1回程度の頻度で下痢をおこし、パラディア休薬、お腹の薬で回復を繰り返します。この定期的な下痢に対しては早めの処置ができるようになり、症状が重くなる前に休薬とお腹の薬で回復できるようになってきました、
また、年齢的な影響で(岐阜大学で別の診断もでましたので年齢のみが原因ではありませんでした)、段差が登れなくなったり、眠りが深くなったり、動かなくなったことで体重が増加していますが、食欲は今まで通りで安心させてくれます。8月で14歳ですが、まだまだ頑張ってもらわないといけません。

いつものように7時前に出発し、10時前に到着です。コロナ感染防止のため、診察室への付添は一人、診察までは車で待機となっているので、ママが最近の様子をお話し預けます。この日は12時にお迎えと待ち時間が少なかったのでおんさい広場などで時間を潰し、11時30分くらいに病院に戻りました。
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      ぎふ清流里山公園で休憩              もうすぐ巣立ちかな

・CTスキャン結果
   - 腹腔内リンパ節にある影の大きさは前回3月時点と変わらない。影の写り具合にも変化はないが、2mmくらいは小さくなっているかもしれない。パラディア服用から大きな変化がないので薬の効果がでている
   - 他の臓器への転移は確認できない
   - 下痢の症状は、引き続き、早めの処置を行えば良い

・血液検査結果
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   - 白血球の値が下がっている、今回程度の値が下限となれば問題ではない、引き続き、監視する
   - アルプミン値は、下げ止まっていて、良い傾向が出ている
   - 尿素窒素の値は正常値になりつつある
   - 数回の尿検査では、タンパクは検出されていないので、肝臓の働きは問題なさそう

・甲状腺ホルモン検査にて甲状腺機能低下症の診断
 体重が短期間で増加したことから甲状腺ホルモン検査も行い、以下の値で「甲状腺機能低下症」の診断となりました。
 T4値 :0.3未満(正常値1.1~3.6)
 TSH値:4.29(正常値0.08~0.32)(外部検査のため6月10日に結果判明)
  脳下垂体からは分泌を促す命令が出ているが、甲状腺が正常に働かず、正しい量のホルモン量が分泌されていない状態で、薬による治療を行うことになりました。
 甲状腺ホルモン異常で発生する症状は、太りやすい、動きが鈍くなる、皮膚や毛並みの悪化、などで思い当たることを多く、薬で回復するのであれば良いのですが、新しい薬の追加は不安も大きいです。甲状腺の薬の服用については「パラディアを優先するので適正量を見極めるのが難しいかも」との話もあり、元気になってほしいけど無理はさせたくない、という思いもあります。かかりつけ病院と相談しながら処方と定期的な血液検査で様子をみて、また3ヶ月後に岐阜大学での詳細検査となります。
※6月11日かかりつけ病院にて薬を処方、服用開始(チラーヂンS錠)

・狂犬病予防接種
 がん治療中、パラディア服用中なので、狂犬病予防注射は接種しなくてもよい、かかりつけ病院などで免除の手続きを行う

がんの状態に変化はなく安心はしたのですが、年齢が原因と思っていた状態は「甲状腺機能低下症」という病気と判明し、ショックを受けました。が、緊急性は高くないとの話もあり、ルートの負担が大きくならないように適度に緩和できればと考えています。
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   ぎふ市内は30℃程、診察が早く終わったので長良公園で昼食と木陰を選んで散歩しました 

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かかりつけ病院での中間検査 [病気のこと]

パラディア服用は92回になりました。
最近は1ヶ月から1ヶ月半に1回の頻度でお腹を壊し、抗生剤と整腸剤で回復するまで1週間程度はパラディアを休薬して、お腹が治ったら再開というサイクルになっています。ルートはお腹を壊している間も食欲があり、元気です。体重も半年前の7.3Kg前後から最近は7.7Kg前後に増えました。食事の量は変えていません。薬の影響か年齢の影響かは判断できませんが、以前より眠る時間が多く、階段などの段差が苦手になり、動きも緩やかになってきましたので消費量が少なくなり体重が増加したと思っています。これ以上の増加は足腰の負担になりそうなので8Kg以下になるようにコントロールするつもりです。
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                               最近は日影が多いコースを選んで散歩しています

5月13日はかかりつけ病院で血液検査、エコー検査、尿検査を行いました。結果は大きな変化はなく、安定している状態でしたので安心しました。
・血液検査結果
   白血球、アルプミン、尿素窒素に大きな変化はなし
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・エコー検査結果
   腹腔内リンパ節の影の大きさは変化がなく、他の臓器への転移も確認できない
・尿検査
   特に異常なし(UPC値0.14で、基準値0.5以下の範囲内)

来月は岐阜大学でのCTスキャンの予定なので、少しでも良い結果がでることを期待しましょう。
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                     寒暖差が大きいので、その日その日で快適な場所を探しています
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                  毎日 、3食+おやつ、と散歩は欠かしません                        



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岐阜大学(定期検査9回目) [病気のこと]

3月6日に岐阜大学で定期検査を行いました。パラディア開始から6ヶ月、服用は66回です。ルートの体調は、食欲は普段通りですが、定期的に下痢の症状が見られ、数日下痢が続くと病院で抗生薬をもらい回復、を繰り返すようになりました。便に血液が混じるときもあり、その際は岐阜大学に相談し、パラディアの服用を止めて回復するまで待つ場合も出てきました。下痢の時も元気・食欲はあり、大きな心配はないと思いながらも、心配することも増えてきました。
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          いつものように美濃加茂SA、清流里山公園で休憩

3月6日の天気はよく、雪の心配もいらないので普段通りに出発し、10時前に到着しました。この日は混んでいて30分ほど待って診療室に呼ばれ、状況などをお話しし預けます。検査終了は14時の予定で、散歩や、買い物などで時間を潰し、13時半頃に病院にもどります。
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     空腹で気が遠くなっています            入口の柴さん
・CTスキャン結果
   - 腹腔内リンパ節にある影の大きさは前回12月時点と変わらない。影の写り具合にも変化はない。3ヶ月で変化がないことはパラディアの効果がでていると考える。
   - 他の臓器への転移は確認できない。
 - 下痢の症状は、パラディアの副作用と考えられる。今後、出血を伴う下痢がみられたらパラディアの服用は止め、回復後に再開する。病院への確認は不要で、休薬の判断をしてもよい
・血液検査結果
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 - 全体的には大きな変化はない
   - アルプミン値が、引き続き、下がっている。
 - 尿素窒素の値が上がってきている。
   - アルプミン、尿素窒素の変化を見ると肝臓の働きが弱って、タンパクが吸収できず尿にでている可能性がある。尿検査でタンパクが検出されるか定期的に確認し、タンパクが検出され、肝臓の働きが弱っているようなら、療養食を勧める場合もある。尿検査の結果はその時の体調でも変化するので同じ時間で採取し、数回検査を行い判断した方がよい。検査の間隔は毎月程度でよい。
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        待ち時間はながら公園でのお散歩、買い物で時間を潰しました
下痢は心配ですが、食欲があり、腫瘍の大きさには変化がなく、血液検査でも、心配な点は出ていますが、大きな悪化は見られなかったので、ひとまず安心し、引き続き、ルートが喜ぶことを考えていきたいと思います。
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              帰りもぎふ清流里山公園でお散歩です

雨で寒い日ですが、ルートは寒い日の方が元気です。まだまだ走ります。

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かかりつけ病院での中間検査 [病気のこと]

パラディアの服用も19週目に入りました。
ルートは食欲があり、元気ですが、お腹を壊しやすくなりました。昨年までは今の時期はイチゴやミカンを食べていたのですが今年は少しの量でもお腹を壊してしまうので果物は止めています。主なおやつは焼き芋で大好きです。

12月の岐阜大学での検査後は、かかりつけ医で、1月 血液検査のみ、2月 血液検査+エコー検査で状態を見てもらいました。血液検査、エコー検査とも大きな変化はなく、安定している状態を維持できている、との結果でホッとしています。
心配はお腹で、調子が悪い日が数日続くときは、かかりつけ医で、整腸薬や抗生剤を出してもらい、様子を見つつ対応しています。ただ、下痢が数日続いた時も食欲は落ちないし、元気もあるのでまだまだ大丈夫な様子です。

・血液検査結果
 白血球、アルプミン、尿素窒素に大きな変化はなし
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・エコー検査結果
 他の臓器への転移などは確認できない
 リンパ節の影は若干小さくなった様子、エコー検査でははっきりとわからないので詳細はCTスキャンで確認する

今年は暖冬で雪も少ないようですが、冬に入り岐阜大学に行き難い季節ももうすぐ終わりで、来月は岐阜大学でCTスキャンの予定です。パラディアの効果が見られる結果がでることを祈り、お腹とも上手く付き合っていきたいと思います。
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岐阜大学(定期検査8回目) [病気のこと]

パラディアの服用を始めてから3ヶ月経過しました。服用後大きな体調の変化はありませんでしたが、12月に入ってから下痢の症状が1週間程度続いたので、地元のかかりつけ病院に行き抗生薬をもらいました。抗生薬を飲んで2日ほどで回復し、現在は元気です。抗生薬を飲んでいる間、パラディアは2回休薬しました。お腹を壊す前は、気温差が大きい日が続いたり、家でシャンプーをしましたので、単に体調を崩したのか、副作用なのかは不明です。ただ、下痢の時も食欲があり、元気に散歩に行けていましたし、下痢が治まりパラディアを再開してからもお腹を壊してはいないので普通の体調不良だったのかな、と思っています。

12月16日に岐阜大学でCTスキャンと血液検査を行いました。パラディア開始から12週目、休薬のため計34回の服用です。

いつもように7時前に出発し、美濃加茂SAでトイレ休憩をして、9時40分頃の到着です。10時前に診療室に呼ばれ、最近の様子をお伝えし預けます。お腹を壊したことは連絡してあり、具体的に症状をお伝えしましたが、副作用かどうかは分からないとのこと。この日は空いているようで12時には終わるとのことでしたので、おんさい広場とスーパーカネスエで時間をつぶし12時前に病院に戻りました。
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                 朝から暖かい日でした

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            待合室は少しだけクリスマス模様
10分ほど待って診療室に呼ばれルートと再会、検査結果を伺います。
・CTスキャン結果
   - 腹腔内リンパ節にある影の大きさは先月時点と変わらずでパラディアの効果と考えられる。影の中心部がより黒くなっており、壊死している可能性もある。壊死していれば今後全体的に小さくなるかもしれない。経過観察する。
  - 他の臓器への転移は確認できない。
・血液検査結果
  - アルプミン値が、引き続き、下がっている。まだ大きな影響がない範囲ではあるが経過観察が必要。
  - 白血球の値は下痢の影響が出ているため比較できない。
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パラディア開始から3ヶ月経過しましたが、大きな体調変化がなく、食欲も変わらず、腫瘍も抑えられているようで安心しました。これから岐阜市は雪の時期に入りますので1月、2月は地元のかかりつけ病院での血液検査、エコー検査で、悪化がなければ、次回の岐阜大学での検査は3月の予定です。今回の結果では、腫瘍が壊死している可能性もある、との少し明るいお話もあり、このまま良い状態になることを願います。

診察終了後は車に戻ってドライフードとミルクを食べルートの機嫌をなだめ、暖かい日でしたので、ぎふ清流里山公園で散歩して帰りました。
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                  公園入口で記念撮影

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          公園のベンチでカネスエで買った焼き芋を堪能
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           次回のぎふ清流里山公園は3月の予定です

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岐阜大学(定期検査7回目) [病気のこと]

11月25日に岐阜大学でCTスキャンと血液検査を行いました。
パラディア開始から9週目、計27回服用しましたが、ルートの体調に変化は見られず、食欲、排泄とも順調です。

いつもように7時前に出発し、美濃加茂SAでトイレ休憩をして、9時40分頃の到着です。10時過ぎに診療室に呼ばれ、最近の様子をお伝えし預けます。今回は(CTスキャンの際に鎮静剤を使うので、ついでに)グラグラしてる歯の抜歯もお願いしたので終了は13時過ぎで、待ち時間はいつもより長くなりました。ルートは朝食抜き、腹ペコで悲しそうな顔をしていました。
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    空腹でお怒りです                                   病院は緊張します

待ち時間は、気温も18℃くらいでチロルに車で待ってもらうこともできる気候になりましたので、おんさい広場で買い物、昼食に岐阜タンメン(1辛)を食べ、長良公園で散歩をして、最後にスーパーカネスエといろいろ周り13時くらいに病院に戻ります。
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    1辛くらいで丁度よかったです           長良公園で筋トレ中


5分ほどで診療室に呼ばれルートと再会。ルートはお腹が空き過ぎて、早く、車に戻りたそうでしたがなだめつつ検査結果を伺います。
・CTスキャン結果
 - 腹腔内リンパ節にある影の大きさは前回の9月時点と変わらない。小さくはなっていないが変化がないこともパラディアの効果と考えられる。薬の効果は腫瘍が小さくなる、または10週間経過しても変化しない、かで判断する。まだ10週は経過していないので引き続き経過観察する。
 - 他の臓器への転移は確認できない。
 - 肝臓付近の影も前回と同じ大きさで写っている。大きさに変化がないことから悪いものではないと思える。こちらも引き続き経過観察する。
 - 前回ふらつきがみられたので脳内の確認も行ったが問題は見られない。
・血液検査結果
 - 白血球の値は下げ止まった。
 - CRP値は上がっているが、まだルート自身も変化を感じない範囲に収まっている(と思われる)。
 - 前回、今回とアルプミン値が下がっている。まだ正常値の範囲ではあるが、パラディアの影響で肝機能が下がっていると思われる。こちらも経過観察する
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・抜歯は無事終了。グラグラですぐに抜けた、とのこと。

パラディア開始時には副作用の心配が大きかったのですが、2ヶ月が経過しても、大きな副作用は見られず、腫瘍も大きくはなっておらず、転移や脳の異常もなく、血液検査でもまだ数値的には問題がない範囲を維持できている、という結果で安心しました。パラディアの服用はずっと続くのですが、この調子のままで、元気な時間を過ごすことができることを願います。

診察室ではルートは空腹で死にそうな顔でしたので、終了後はすぐに車に戻ってドライフードとミルクを食べ、デザートにカネスエで買った焼き芋も食べて、ようやく落ち着きました。お腹も満たされたようですぐに熟睡、イビキを聞きながら帰りました。
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         前日にはプチグレインさんでシャンプーしてもらいました

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                 寒くなって益々元気です



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岐阜大学(定期検査6回目) [病気のこと]

10月25日に岐阜大学でパラディア投薬の影響を検査してもらいました。
いつものように7時前に出発し、途中、美濃加茂PAで休憩するも、この日は本降りの雨でしたので散策もできずトイレのみで移動です。

パラディア服用1ヶ月ですが、体調は投薬前と変わらずで、食欲、排便とも特に異常は感じられません。ただ、鼻や手足の肉球は、投薬前に聞いていた通り、色素が抜け若干ピンク色になってきました。ちょっとパピーに戻った感じで可愛さは倍増しています。
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                                        鼻と肉球がピンクになってきました

9時45分頃に病院に到着、30分くらい待って診察です。
ルートの体調には変化がない事と投薬中の気になった出来事をお話して預けます。今回はエコー検査と血液検査のみでCTスキャンはないので1時間ほどで終わるとのお話でしたので、病院内で待たせてもらました。
・投薬中の気になった事は以下の2点
 - 1回、体をちょっと傾けた状態でグルグル周り、水を沢山のんで、ペタンとうつ伏せになったことがあった
 - 2回、トイレシーツの上で何度もグルグルと回るもおしっこがでないで、通常の3倍ほどの時間をかけてやっと排泄したことがあった
 いずれも1,2回の発生で、発生の後も食欲や元気に問題はありませんが、薬の影響を確認します。

11時30分ころに検査結果が出て、結果を伺います。検査結果は以下。
・エコー検査では腫瘍部に大きな変化はない(エコーなので正確な大きさは断言できないが、大きくなっているようには見られない)
・体を傾けたり、おしっこが出にくい事については、パラディアの副作用の症例では確認できない。薬とは関係なく、別の神経系の問題も考えられるが発生回数も少なく、継続していないので様子を見る。異常時の眼球の動きで脳、神経のどの部分の異常かを推測できるので、発生時には眼振の状態を確認してほしい
・血液検査では大きな影響は確認できない、ただ幾つかの項目ではパラディアの影響が出てきている
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 白血球数、CRP値の減少は予想通りでいずれも現段階では体調に影響がない範囲で、ルート自身も変化を感じない値であると思うが、値がどこまで下がるかを観察する。今後、ある程度下がったところで変化が止まり、一定の値になってくると予想している。今後1ヶ月間も今まで通りの投薬量を継続し、1ヶ月後に血液検査で変化を見つつ今後の治療を検討する、とのお話で、次回は1ヶ月後の11月後半に検査することになりました。

今の所一番心配をしている食欲に変化はなく、毎食、毎オヤツをモリモリ食べていますのでこの状態が維持できることを願います。

午前中で検査が終わりましたので、朝食抜きで頑張ったルートの小腹を満たすためにFlaty Flatyさんで昼食をいただきました。ルートと付添を頑張ったチロルは、馬肉団子とホットケーキ、人はハンバーグ定食とトマトスパゲッティを美味しくいただき、ゆっくりと帰りました。
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    馬肉団子、ホットケーキ、ハンバーグ定食、トマトスパゲッティを美味しくいただきました

帰り道、浜松近くになったら雨が上がり、大きな虹が何本もでていました。これからのルートに良いことがありそうです。
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                           大きな虹が何本も出ていました
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                              翌日は快晴となり遠州灘海浜公園でお散歩しました

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岐阜大学CTスキャン(定期検査5回目)とパラディア開始 [病気のこと]

薬の取り扱いなど先生と会話した内容を書いていますが、我が家の認識ですので、鵜呑みにしないでそれぞれの状況にあわせ確認をお願いします。

9月20日に岐阜大学での定期検査(5回目)に行ってきました。いつもように出発し9時40分頃の到着です。
暑さは日中は30℃くらいなったようですが日陰に入れば涼しく感じられ、良い季節になりました。
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            8時半くらいに美濃加茂SAで休憩、日が出ていても涼しくて快適です
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             普段より混んでいる印象でしたが待つこともなく診察となりました

10時前に診療室に呼ばれ、最近の様子をお伝えし預けます。今回はかかりつけ病院で指摘を受けた肝臓付近の影の診断もあり13時くらいには終了とのお話で3時間ほど時間ができました。モレラ岐阜、長良公園でチロルの散歩&お弁当昼食、おんさい広場で時間を潰し、13時前に岐阜大学に戻ります。10分ほど待って診察室に呼ばれました。ルートは元気に診察台で待っていましたがお腹が空いているようで落ち着きません。

・肝臓付近の影について
 肝臓の深い位置にあり検体採取が困難で確実な診断はできていない。エコーでの写り具合から悪いものではないと思われる。全体が均一に白っぽく写っている、がん細胞であればムラのある写りになる。経過観察で変化を見ていく。
・心臓付近の影は前回と同じ状態で変化なし。引き続き経過観察を行う。
・他の臓器への転移は確認できない。
・腹腔内リンパ節にある影は、6月の検査よりも一回り大きくなっている。今の大きさでは腸への影響はないが今後大きくなると排便への影響がでてくる。そろそろ次の治療に入る時期と思われる。治療方法については、外科手術は年齢や体への負担を考えると避けたい(飼い主)、放射線治療は昨年行っていて再度の実施はリスクが高い(先生)、となり抗がん剤による治療となる。治療の選択としては3つ。
 - パラディア(経口薬)
  頻度は2日1回or週3回、副作用としては食欲不振、下痢、色素の抜けなど
  弱い薬を継続することでがん細胞の増殖を抑える、がん細胞が小さくなることもあるが、大きくならなければ効果ありと判断し継続する
  血液検査で問題が見つかれば投薬量を加減、休薬し回復を待って再開するの繰り返し
  発売時には様々ながんに効果があると期待され投薬の事例が多い
 - メルファラン(経口薬)
  頻度は1日1回or2日に1回、副作用としては食欲不振、下痢、血小板減少など
  弱い薬を継続することでがん細胞の増殖を抑える、がん細胞が小さくなることもあるが、大きくならなければ効果ありと判断し継続する
  血液検査で問題が見つかれば投薬量を加減、休薬し回復を待って再開するの繰り返し
 - カルボプウチン(点滴)
  頻度は3-4週に1回、強い薬で点滴直後に食欲不振、下痢などの副作用の可能性がある
  副作用は徐々に軽減されるが、落ち着く時期に点滴実施の繰り返しになる
  薬の効果の判定は行いやすい

いずれの薬も副作用があり心配は大きいのですが、いま元気だから、で静観しても状況は悪化するだけですので、抗がん剤治療の開始時期がきたと判断し何が良いかを相談します。点滴は直後の負担が大きいので候補から外し、投薬事例が多いパラディアを選択して、取り扱いの注意点をうかがいます。
・パラディア扱い方
 錠剤で糖衣されているので、そのままの状態であればそれほど気を使わなくてもよい
 チーズなどに包むため一瞬素手で触っても人体への影響はないと思われる
 薬を割って中の粉末に触れる可能性がある場合には注意が必要(今回は割らない)
 排泄物は、同居犬が触れたり、なめたりしなければ神経質になるほどの注意は必要ない
 排泄物はすぐに片付けるなど普通に清潔を保てばよい
 大きな注意は必要ないが、人体への影響については研究事例もないので薬を触ったら手洗い、排泄物はすぐに片付け手洗いするは確実に行う

抗がん剤については、素手で触るのは禁止、排泄物も手袋をして片付け、という印象を持っていたので神経質になるほどの注意は不要と分かりホッとしました。今後の治療については以下となり、年内くらいは毎月岐阜大学での診察となります。
・パラディア錠10を週3回、1回2錠で投薬する、1ヶ月分を処方
・体調などの変化があれば電話で問合せし、副作用の状況を見て投薬量を加減する
・1ヶ月後に血液検査とCTスキャンで体へのダメージ状態、がん細胞状態を確認し、効果を見る
・今回の血液検査では尿素窒素の値が高く腎臓の働きが弱っていそう。この数値を注意して確認する

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                                 帰りも美濃加茂SAでお散歩休憩、良い季節です

外科手術、放射線治療から1年間は異常がなく、ずっとこのまま経過観察で過ごせるかな、と期待しましたが、残念ながら抗がん剤治療の開始となりました。9月21日から投薬を開始します。
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                                               パラディアさん頼みます

ルートは現在13歳1ヶ月、普通に食欲があり美味しいものを食べ、排泄ができる状態のままで過ごせることを祈り、今までの通りの生活が長く続けられるように闘病のための知識を増やしていきたいと思います。
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      投薬開始前に近所の身代り不動尊にお参りに行きました。ルートもチロルもニコニコです


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かかりつけ病院での中間検査 [病気のこと]

8月13日にかかりつけ病院で血液検査とエコー検査を行いました。予約は取っていたのですがお盆の休診明けだったので非常に混んでいて2時間ほど病院にいました。
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      朝は暑くなる前にお散歩          お昼を過ぎてお腹が減りました

・血液検査結果
 低値な項目はあるものの基準値から少し外れる値で問題のない範囲
 - 若干低値:平均血小板容積、血小板分布幅、アルカリフォスファターゼ
  - CRP検査 0.05 mg/dl で正常値
・エコー検査
 前回の検査ではなかったが肝臓付近に若干の影がみられる。エコー検査では深い部分の診断は難しいのでCTスキャンの際に確認が必要

6月の岐阜大学病院でも指摘を受けていましたが外科手術から1年経っていろいろ心配することが増えてきました。
現在のルートは、よく寝て、いつものように食欲があり、排泄も順調で特に体調の変化は見られません。
次回の検査は9月中旬に岐阜大学CTスキャンの予定です。

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         ルートもチロルもサマーカットでパピーのような可愛さです


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