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岐阜大学(定期検査11回目) [病気のこと]

8月11日に岐阜大学で定期検査を行いました。もともとの予定は来月でしたがウンチを出しにくそうにすることが多くなり、近所の動物病院で触診をしてもらったところ2cmくらい奥で腸が狭くなっているとの診断もあり、早めに見てもらうことにしました。
丁度、甲状腺機能低下症のため、かかりつけ医でチラーヂンS錠の処方を受け、定期的な血液検査で適量を調整している最中でしたので、血液検査は8月8日にかかりつけ医で行い、岐阜大学ではCTスキャンの検査のみを行います。
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                        ぎふ清流公園で休憩、9時前でしたが暑いです
いつものように7時前に出発し、9時30分頃に到着です。コロナ感染防止のため多くの方が遠出を控えているようで夏期休暇期間でしたが高速道路はガラガラでした。30分ほど待って診察室に呼ばれ、ウンチの状態や腸の触診結果を伝え、血液検査の結果をお渡しして預けます。12時過ぎに終わるとのお話で2時間ほどの待ち時間がありましたが、この日は天気が良く、気温も35℃以上でしたので、外には出ないでロビーで待つことにします。
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                           最初は緊張していましたが、だんだん慣れてきました

・CTスキャン結果
   - 肛門腺付近、腹腔内リンパ節の付近の状態には変化がなく、再発の傾向は見られない
   - 他の臓器への転移も確認できない
   - 触診したところ、腸の上部に固く、狭くなっている部分があるため、排便しにくい状態になっているが、原因はわからない
     放射線治療の副作用の腸の線維化の可能性もある
   - 麻酔中の触診で、腸を広げたのでしばらくは様子を見る

・血液検査結果(8月8日かかりつけ医での検査)
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   - 特に異常は見られない
   - T4値 6月0.3未満(3錠/日で開始)、7月5.4(2錠/日に減薬)、8月4.2(1錠/日に減薬)

・甲状腺機能低下症
 - がん治療に影響を与えることはないので、基本はかかりつけ医で診察する
 - チラーヂン服用開始前後で体重が大きく変化している(5月7.8Kg→8月7.1Kg)ことについては、全体的に新陳代謝が良くなったことが原因と思われる
  日常の状態をみて判断すればよく、元気そうであれば問題はないと思われる、食事量を増やして様子を見る

6月下旬からウンチをだしにくそうにすることが多くなっていたので心配でしたが、がんの再発はないとの結果で安心しました。ただ、腸の状態などは今後も引き続き見ていく必要がありそうです。それ以外は特に問題はなく、食欲や元気もあるので、この調子で夏を乗り切りたいと思います。もうすぐ14歳の誕生日ですので、ご馳走を食べて頑張りましょう。
次回の岐阜大学は11月ころの予定です。コロナ感染がもう少し収まっていれば、涼しい季節で少しは寄り道したいところですが、状況次第ですね。
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                          5時台にお散歩ですが、暑いです、でもルートは元気です

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岐阜大学(定期検査10回目) [病気のこと]

6月8日に岐阜大学で定期検査を行いました。外科手術と放射線治療から2年経過、パラディア開始からは9ヶ月、服用は102回になりました。ルートは食欲もあり元気です。ただ、1ヶ月半~2ヶ月に1回程度の頻度で下痢をおこし、パラディア休薬、お腹の薬で回復を繰り返します。この定期的な下痢に対しては早めの処置ができるようになり、症状が重くなる前に休薬とお腹の薬で回復できるようになってきました、
また、年齢的な影響で(岐阜大学で別の診断もでましたので年齢のみが原因ではありませんでした)、段差が登れなくなったり、眠りが深くなったり、動かなくなったことで体重が増加していますが、食欲は今まで通りで安心させてくれます。8月で14歳ですが、まだまだ頑張ってもらわないといけません。

いつものように7時前に出発し、10時前に到着です。コロナ感染防止のため、診察室への付添は一人、診察までは車で待機となっているので、ママが最近の様子をお話し預けます。この日は12時にお迎えと待ち時間が少なかったのでおんさい広場などで時間を潰し、11時30分くらいに病院に戻りました。
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      ぎふ清流里山公園で休憩              もうすぐ巣立ちかな

・CTスキャン結果
   - 腹腔内リンパ節にある影の大きさは前回3月時点と変わらない。影の写り具合にも変化はないが、2mmくらいは小さくなっているかもしれない。パラディア服用から大きな変化がないので薬の効果がでている
   - 他の臓器への転移は確認できない
   - 下痢の症状は、引き続き、早めの処置を行えば良い

・血液検査結果
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   - 白血球の値が下がっている、今回程度の値が下限となれば問題ではない、引き続き、監視する
   - アルプミン値は、下げ止まっていて、良い傾向が出ている
   - 尿素窒素の値は正常値になりつつある
   - 数回の尿検査では、タンパクは検出されていないので、肝臓の働きは問題なさそう

・甲状腺ホルモン検査にて甲状腺機能低下症の診断
 体重が短期間で増加したことから甲状腺ホルモン検査も行い、以下の値で「甲状腺機能低下症」の診断となりました。
 T4値 :0.3未満(正常値1.1~3.6)
 TSH値:4.29(正常値0.08~0.32)(外部検査のため6月10日に結果判明)
  脳下垂体からは分泌を促す命令が出ているが、甲状腺が正常に働かず、正しい量のホルモン量が分泌されていない状態で、薬による治療を行うことになりました。
 甲状腺ホルモン異常で発生する症状は、太りやすい、動きが鈍くなる、皮膚や毛並みの悪化、などで思い当たることを多く、薬で回復するのであれば良いのですが、新しい薬の追加は不安も大きいです。甲状腺の薬の服用については「パラディアを優先するので適正量を見極めるのが難しいかも」との話もあり、元気になってほしいけど無理はさせたくない、という思いもあります。かかりつけ病院と相談しながら処方と定期的な血液検査で様子をみて、また3ヶ月後に岐阜大学での詳細検査となります。
※6月11日かかりつけ病院にて薬を処方、服用開始(チラーヂンS錠)

・狂犬病予防接種
 がん治療中、パラディア服用中なので、狂犬病予防注射は接種しなくてもよい、かかりつけ病院などで免除の手続きを行う

がんの状態に変化はなく安心はしたのですが、年齢が原因と思っていた状態は「甲状腺機能低下症」という病気と判明し、ショックを受けました。が、緊急性は高くないとの話もあり、ルートの負担が大きくならないように適度に緩和できればと考えています。
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   ぎふ市内は30℃程、診察が早く終わったので長良公園で昼食と木陰を選んで散歩しました 

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かかりつけ病院での中間検査 [病気のこと]

パラディア服用は92回になりました。
最近は1ヶ月から1ヶ月半に1回の頻度でお腹を壊し、抗生剤と整腸剤で回復するまで1週間程度はパラディアを休薬して、お腹が治ったら再開というサイクルになっています。ルートはお腹を壊している間も食欲があり、元気です。体重も半年前の7.3Kg前後から最近は7.7Kg前後に増えました。食事の量は変えていません。薬の影響か年齢の影響かは判断できませんが、以前より眠る時間が多く、階段などの段差が苦手になり、動きも緩やかになってきましたので消費量が少なくなり体重が増加したと思っています。これ以上の増加は足腰の負担になりそうなので8Kg以下になるようにコントロールするつもりです。
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                               最近は日影が多いコースを選んで散歩しています

5月13日はかかりつけ病院で血液検査、エコー検査、尿検査を行いました。結果は大きな変化はなく、安定している状態でしたので安心しました。
・血液検査結果
   白血球、アルプミン、尿素窒素に大きな変化はなし
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・エコー検査結果
   腹腔内リンパ節の影の大きさは変化がなく、他の臓器への転移も確認できない
・尿検査
   特に異常なし(UPC値0.14で、基準値0.5以下の範囲内)

来月は岐阜大学でのCTスキャンの予定なので、少しでも良い結果がでることを期待しましょう。
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                     寒暖差が大きいので、その日その日で快適な場所を探しています
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                  毎日 、3食+おやつ、と散歩は欠かしません                        



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岐阜大学(定期検査9回目) [病気のこと]

3月6日に岐阜大学で定期検査を行いました。パラディア開始から6ヶ月、服用は66回です。ルートの体調は、食欲は普段通りですが、定期的に下痢の症状が見られ、数日下痢が続くと病院で抗生薬をもらい回復、を繰り返すようになりました。便に血液が混じるときもあり、その際は岐阜大学に相談し、パラディアの服用を止めて回復するまで待つ場合も出てきました。下痢の時も元気・食欲はあり、大きな心配はないと思いながらも、心配することも増えてきました。
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          いつものように美濃加茂SA、清流里山公園で休憩

3月6日の天気はよく、雪の心配もいらないので普段通りに出発し、10時前に到着しました。この日は混んでいて30分ほど待って診療室に呼ばれ、状況などをお話しし預けます。検査終了は14時の予定で、散歩や、買い物などで時間を潰し、13時半頃に病院にもどります。
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     空腹で気が遠くなっています            入口の柴さん
・CTスキャン結果
   - 腹腔内リンパ節にある影の大きさは前回12月時点と変わらない。影の写り具合にも変化はない。3ヶ月で変化がないことはパラディアの効果がでていると考える。
   - 他の臓器への転移は確認できない。
 - 下痢の症状は、パラディアの副作用と考えられる。今後、出血を伴う下痢がみられたらパラディアの服用は止め、回復後に再開する。病院への確認は不要で、休薬の判断をしてもよい
・血液検査結果
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 - 全体的には大きな変化はない
   - アルプミン値が、引き続き、下がっている。
 - 尿素窒素の値が上がってきている。
   - アルプミン、尿素窒素の変化を見ると肝臓の働きが弱って、タンパクが吸収できず尿にでている可能性がある。尿検査でタンパクが検出されるか定期的に確認し、タンパクが検出され、肝臓の働きが弱っているようなら、療養食を勧める場合もある。尿検査の結果はその時の体調でも変化するので同じ時間で採取し、数回検査を行い判断した方がよい。検査の間隔は毎月程度でよい。
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        待ち時間はながら公園でのお散歩、買い物で時間を潰しました
下痢は心配ですが、食欲があり、腫瘍の大きさには変化がなく、血液検査でも、心配な点は出ていますが、大きな悪化は見られなかったので、ひとまず安心し、引き続き、ルートが喜ぶことを考えていきたいと思います。
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              帰りもぎふ清流里山公園でお散歩です

雨で寒い日ですが、ルートは寒い日の方が元気です。まだまだ走ります。

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かかりつけ病院での中間検査 [病気のこと]

パラディアの服用も19週目に入りました。
ルートは食欲があり、元気ですが、お腹を壊しやすくなりました。昨年までは今の時期はイチゴやミカンを食べていたのですが今年は少しの量でもお腹を壊してしまうので果物は止めています。主なおやつは焼き芋で大好きです。

12月の岐阜大学での検査後は、かかりつけ医で、1月 血液検査のみ、2月 血液検査+エコー検査で状態を見てもらいました。血液検査、エコー検査とも大きな変化はなく、安定している状態を維持できている、との結果でホッとしています。
心配はお腹で、調子が悪い日が数日続くときは、かかりつけ医で、整腸薬や抗生剤を出してもらい、様子を見つつ対応しています。ただ、下痢が数日続いた時も食欲は落ちないし、元気もあるのでまだまだ大丈夫な様子です。

・血液検査結果
 白血球、アルプミン、尿素窒素に大きな変化はなし
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・エコー検査結果
 他の臓器への転移などは確認できない
 リンパ節の影は若干小さくなった様子、エコー検査でははっきりとわからないので詳細はCTスキャンで確認する

今年は暖冬で雪も少ないようですが、冬に入り岐阜大学に行き難い季節ももうすぐ終わりで、来月は岐阜大学でCTスキャンの予定です。パラディアの効果が見られる結果がでることを祈り、お腹とも上手く付き合っていきたいと思います。
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